「能勢ぐり」として親しまれているように、能勢町は栗が有名です。最も代表的な品種は「銀寄」で、栽培面積の多くを占めています。かつて、飢饉のときに銀寄栗が高く売れ、銀(貨幣)を寄せる栗ということで「銀寄」と名付けられたそうです。私たちも近隣の方からお借りした栗山の管理をさせていただいています。年間通しての下草刈りやイガイガの栗拾い、冬には枝の剪定など、なかなか大変な作業で、担い手が減っているのも頷けますが、美味しい美味しい秋の味覚を守っていけたらうれしいです。